ロードバイク乗りのお気持ち表明 - 自戒を込めて

ロードバイク歴15年以上の自転車乗りが、公道で感じる交通安全への思いを綴る。自転車・自動車・バイク、それぞれの立場から見た「あるある」と自戒
ロードバイクのイメージ

はじめに

自転車を主体にした記事を書いていなかったので、今回は家づくりから離れて自転車メインの記事を書いてみた。 私はロードバイクに乗り始めて 15 年以上になる。通勤や買い物ではなく、純粋に趣味として週末に走ることが多い。

同時に、車も運転する。だからこそ、自転車乗りとしての視点と、ドライバーとしての視点の両方を持っているつもりだ。

この記事では、普段走っていて感じる交通安全への思いを書いてみたい。あくまで一個人のお気持ち表明なので軽い気持ちで読んでいただきたい。

先に断っておくと、私自身が完璧だとは思っていない。 あくまで「自戒を込めて」という前提で読んでいただければ幸いだ。

同じ自転車乗りに対して思うこと

正直に言うと、自転車乗りの 9 割は乗り方に問題があると感じている。厳しい言い方だが、同じ自転車乗りとして恥ずかしくなる場面が多い。

逆走問題

平気で逆走してくる自転車が多い。しかも、自分から避けようとしない。いつも私が避けている。

ロードバイクの逆走は比較的少ないが、ママチャリ(シティサイクル)の逆走は日常茶飯事だ。「自転車は左側通行」という基本ルールすら守られていない現状がある。逆走・スマホ・イヤホンを併用しているような自転車は、自殺行為にしか見えない。

車道の走行位置

左側に十分な余裕があるのに、車道の中央寄りを走っている人が多い。後続車からすれば追い抜きにくく、イライラの原因になっているはずだ。

特に集団で走っているロードバイクは、車が詰まっていても避けようとしないケースが目立つ。仲間との会話に夢中なのかもしれないが、後方への配慮が足りていない。

信号無視

信号無視は、ロードバイクもママチャリも同様に多い。

特に丁字路の左折で信号を守っている自転車は、体感でほとんどいない。「車が来ていないから」という判断なのだろうが、ルールはルールだ。

すり抜け問題

路肩に余裕のない道路の信号待ちでも、すり抜けていく自転車が多い。

私が車列の後ろで待っていても、その横をすり抜けていく。同じ自転車乗りとして見ていても、正直なところ追い抜くのが面倒になる。信号が変わったとき、また追い抜かなければならないからだ(速ければ良いというものでもないが)。

知らない人でもついていく

後ろについてくる人がいる。スリップストリームで楽をしたい気持ちはわかるが、他人の後ろにつくのは危険だと思わないのだろうか。

私は後ろにつかれた場合、あえて距離を離すように踏み込む。それでもついてくる人には速度を落として先に行かせる。逆に私が前に追いついた場合は、安全な距離を保ち、車の状況を見て一気に追い抜くようにしている。

歩道走行時の速度

私は歩道を走るときは徐行している。歩行者優先は当然だし、何かあったときに止まれる速度で走るべきだと考えている。

その結果、ママチャリに平気で追い抜かれることがある。歩道を猛スピードで走る自転車を見ると、事故が起きないか心配になる。

歩道の走る位置

自転車が歩道を走る場合は車道寄りを走るということを知らない自転車が多いように感じる。 車道から反対側に寄って走る自転車がとても多い。すれ違いのときにどう離合するか迷うシーンも多い。

ノールック車線変更

路駐している車を避けるときや、歩道から車道へ出てくる際に後ろを確認せずに横へずれてくる自転車が多い。
特に歩道からだと自分との速度差も大きいため、前方に歩道を走っている自転車がいて車道にも出られる作りがある場合は「かもしれない」で注意して走るようにしている。

集団走行

私は 98% くらいはソロライドなので、集団走行の事情はあまり詳しくない。ただ、6 人くらいの集団で走っているグループを見かけることがある。

6 人も連なると車もなかなか追い抜けずに行列ができあがるのもよく見かける。3 人ずつに分けて走ったりできないのだろうか。

セグメント意識しすぎ

Strava のセグメントを意識してか、無理な走りをする人を見かける。アタック中に滅多に変わらない押しボタン信号に引っかかると大きな声で「糞ー!」なんて言う人もいるが、歩行者が気の毒である。

信号のない横断歩道で歩行者を待つために減速・停止したら、横から猛スピードで追い抜いていく人もいる。

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