火災保険を選ぶ際の重要ポイント
1. 建物の構造による保険料の違い
火災保険の保険料は建物の構造によって大きく異なります。
- T 構造(耐火構造): 鉄骨造・コンクリート造・省令準耐火建物など
- H 構造(非耐火構造): 木造(省令準耐火建物に該当しないもの)
一条工務店 i-cube は省令準耐火建物に該当するため、T 構造として保険料が安くなります。
省令準耐火建物は、火災時に延焼しにくい構造基準を満たしているため、保険会社からの評価が高く、H 構造と比べて保険料が 2〜3 割程度安くなるケースもあります。
一条工務店 i-cube で建てる場合は、見積もり時に「省令準耐火建物」であることを申告し、T 構造として適用されているか確認しましょう。他のハウスメーカーや工務店で建てる場合も、省令準耐火建物に該当するかを事前に確認してください。
2. 補償範囲の選定
火災保険の補償範囲は、基本補償とオプション補償に分かれています。
基本補償(ほぼ全プラン共通):
- 火災
- 落雷
- 破裂・爆発
オプション補償(選択式):
- 風災・雹災・雪災
- 水災(洪水・土砂崩れ等)
- 盗難
- 水濡れ
- 破損・汚損
3. 立地による災害リスクの評価
補償範囲を決める上で最も重要なのが、立地による災害リスクの評価です。
ハザードマップの活用:
- 自治体のハザードマップで浸水想定区域を確認
- 土砂災害警戒区域の確認
- 過去の災害履歴の調査
私の場合、水災リスクがある立地のため、水災補償は必須と判断しました。
水災補償を外せば保険料は安くなりますが、万が一の際に補償されないリスクを考えると、立地リスクのあるものは外すべきではありません。
一方で、リスクが低い補償(例: 雪災が少ない地域での雪災補償)は、保険料とのバランスを見て判断する余地があります。
4. 他の保険との重複確認
火災保険には「個人賠償責任特約」など、他の保険でもカバーできる特約があります。
重複しやすい特約:
- 個人賠償責任特約(自動車保険・傷害保険等でカバー済みの場合が多い)
- 携行品損害特約
自動車保険や傷害保険で既に個人賠償責任特約を付帯している場合、火災保険で重複して加入する必要はありません。
見積もり時には、既に加入している保険の内容を確認し、重複を避けることで保険料を節約できます。