提携外構業者との2回目の打ち合わせ - 想定外の232万円増額に困惑

提携外構業者の2回目見積もりで232万円の大幅増額。グレーチング施工や段差解消工事など提案内容を確認したが、諸経費22万円増など納得しづらい点も。相見積もりへの期待が高まる
提携外構業者との2回目の打ち合わせ - 想定外の232万円増額に困惑

2 回目打ち合わせ前の衝撃

前回の初回打ち合わせから約 2 週間後の9 月 5 日、提携外構業者との 2 回目の打ち合わせが設定されました。

打ち合わせ開始前、いつもの住宅展示場に到着すると、営業担当から「直前に外構業者から提案と見積もりが届きました」と伝えられました。

時間がなかったため詳細は確認できませんでしたが、見積もり金額を見て思わず声を上げてしまいました。

私「え、232 万円も上がっているんですか!?

営業担当「私も先ほど見て驚いています。打ち合わせで詳細を確認しましょう。」

想定外の大幅増額に、打ち合わせ前から不安が募ります。

リモート打ち合わせ開始

3 者でのオンライン打ち合わせ

前回同様、私・営業担当・外構担当(リモート)という構成で打ち合わせを開始しました。

外構担当「前回の打ち合わせでいただいた要望を反映し、提案内容を更新しました。変更点についてご説明させていただきます。」

私「よろしくお願いします。ただ、金額が大幅に上がっていて驚いています。」

外構担当「申し訳ございません。詳しくご説明させていただきます。」

提案内容の変更点説明

主な変更項目

外構担当から、前回からの主な変更点について説明を受けました。

変更内容の概要:

  1. 中庭のグレーチング施工: フロアレベルに揃える工事
  2. 差し掛け追加: 遮熱タイプの波板三方囲い
  3. 道路境界の段差解消工事: 市への確認を経て正式提案
  4. 玄関階段の段差追加工事: 1 段追加で段差を緩やかに

各項目の詳細と費用

1. 中庭のグレーチング施工

グレーチングのイメージ

外構担当「前回もご説明しましたが、中庭をグレーチング施工にして室内フロアレベルに揃える工事です。」

私「大雨時の排水リスクは理解しています。」

外構担当「はい。定期的な清掃も必要になります。排水計画は綿密に行いますが、ゲリラ豪雨などの際は若干のリスクが残ります。」

費用: 約 53 万円の増額

前回の打ち合わせで概算は聞いていましたが、想定より少し高い印象です。

2. 差し掛け(ストックヤード)

外構担当「遮熱タイプの波板で三方を囲み、ドアや雨水排水接続を行います。」

私「コンクリート施工費は別ですよね?」

外構担当「はい、コンクリートについては当初の見積もりに含まれていますので、差し掛け本体と付帯工事の費用になります。」

費用: 約 46 万円

少し高いかなと思いましたが想定内の金額でした。

3. 道路境界の段差解消工事

外構担当「市への確認が完了しました。段差解消工事は可能ですが、正直、思ったより高額になってしまいました。」

外構担当「市の方から、工事に際して道路の 1 メートル程度は舗装復旧工事を行うように指示がありその辺りも高くなっています。」

私「どれくらいの段差が残りますか?」

外構担当「工事を行っても5cm 程度の段差は残ります。」

費用: 約 84 万円

外構担当自身も高いと感じているようでしたが、この金額には驚きました。

ゴム製乗り入れブロックという選択肢

外構担当「あくまで参考情報としてですが、ゴム製の乗り入れブロックにすると安くなります。ただし、厳密には公道部分に設置するのは違法となるため、自己責任での判断となります。」

私「そうなんですね。」

外構担当「多くのご家庭で設置されているので、事故などが起きなければ問題となることは少ないと思います。ただ、万が一事故が起きた場合は責任を問われる可能性があります。」

この点については、話を聞く前から知っていたため選択肢としては考えていませんでした。ただ、発言はしませんでした。

4. 階段段差の追加工事

外構担当「標準階段のみでは 1 段の高さが高くなるため、もう 1 段追加することを提案させていただきます。」

私「なるほど、ではそれはお願いします。」

費用: 約 9 万円

妥当な提案で金額も問題ありません。

見積もり内訳の確認

諸経費という謎の項目

ここまでで説明を受けた増額分は合計で約 192 万円でした。しかし、実際の増額は 232 万円です。
打ち合わせの場では気づかなかったので言及はしていませんが、諸費用が 22 万円も増えて約 55 万円となっていました。
内訳が不明瞭で、おそらく利益に上乗せしている部分か提携ゆえのマージンかなと思っています。

値引きの減少

前回の見積もりと比較すると、もう一つ気になる点がありました。

前回は値引き項目があったのですが、今回は値引きが 2.4 万円減っているのです。

私(心の声)「費用が大幅に増えているのに、値引き幅が減るというのは理由が不明瞭。普通は増額に伴って値引きも増やすものでは…?」

この点については、この場では指摘しませんでした。

追加の要望提示

見積もりの説明を受けた後、こちらから追加の要望を伝えました。

私「2 点、追加で見積もりをお願いしたいです。」

追加要望:

  1. 乗り入れブロックにした場合の費用: 段差解消工事の代替案
  2. 東と北面の変更: コンクリートではなく防草シート+砂利に変更

外構担当「承知しました。次回までに見積もりを作成します。」

3 回目の打ち合わせについて

営業担当「3 回目の打ち合わせはどうしますか?」

私「追加要望の内容と、相見積もりの状況を見てから判断したいです。いったん設定なしでお願いします。」

外構担当「承知しました。追加要望の見積もりができましたらご連絡します。」

この見積もりへの率直な感想

想定外の増額

考え込む人のイメージ

232 万円という想定外の増額で、このまま受け入れることはできないと感じました。

項目ごとの評価:

  • 中庭グレーチング施工(約 53 万円): 想定内
  • 差し掛け(約 46 万円): 想定内
  • 段差解消工事(約 84 万円): 想定の倍以上
  • 階段追加(約 9 万円): 妥当
  • 諸経費(22 万円): 納得しづらい
  • 値引き減額(▲2.4 万円): 理由が不明瞭

納得しづらい点

特に以下の点が納得できませんでした。

1. 段差解消工事の費用対効果

  • 約 84 万円かけても 5cm 程度の段差が残る
  • 費用が想定の倍以上で効果が限定的

2. 諸経費の不透明性

  • 内訳が不明確
  • おそらく利益に上乗せしている部分
  • 232 万円も増えているのに 22 万円の諸経費増は高すぎる

3. 値引きの減少

  • 費用が大幅に増えているのに値引きが減る理由が不明瞭
  • 通常は増額に伴い値引き幅も増えるはず?

相見積もりへの期待

今回の見積もりを見て、相見積もりの重要性を改めて実感しました。

期待している効果:

  1. 価格の妥当性確認: 提携業者の見積もりが適正か判断
  2. 代替案の検討: 別のアプローチで費用を抑えられるか
  3. 交渉材料: 複数の見積もりを比較して交渉
  4. 施工品質の比較: 地場業者の技術力確認

不安を残しつつも、相見積もりの外構業者に期待することにしました。

独身ならではの意思決定

判断の明確さと孤独感

家族がいれば「この金額でも進めるか」「別の業者を探すか」など相談できますが、独身の場合はすべて自分で判断する必要があります。

独身施主の特徴:

  • 自分の判断で即座に決められる
  • 相談相手がいないため不安も大きい
  • 費用負担も一人で考える必要がある
  • 冷静な判断が求められる

今回は冷静に「この見積もりでは納得しづらい」と判断し、相見積もりの結果を待つことにしました。

まとめ

提携外構業者との 2 回目の打ち合わせで、想定外の 232 万円増額という結果となりました。

打ち合わせで確認した内容:

  • 中庭グレーチング施工: 約 53 万円(想定内)
  • 差し掛け: 約 46 万円(想定内)
  • 段差解消工事: 約 84 万円(想定の倍以上)
  • 階段追加: 約 9 万円(妥当)
  • 諸経費増: 22 万円(納得しづらい)
  • 値引き減: ▲2.4 万円(理由が不明瞭)

納得しづらい理由:

  1. 段差解消工事の費用対効果が低い
  2. 諸経費の内訳が不透明
  3. 増額しているのに値引きが減っている

今後の方針:

  • 追加要望(乗り入れブロック案、砂利変更案)の見積もり待ち
  • 相見積もりの結果を確認
  • 提携業者との交渉または別業者への切り替え検討

独身だからこそ、納得しづらい見積もりには毅然と対応する必要があります。相見積もりの結果次第では、提携業者以外も視野に入れて検討していきます。

次回は、5 回目の打ち合わせ(最終仕様確認)について記事にする予定です。

独身で注文住宅を検討している方、特に外構費用の妥当性判断で悩んでいる方の参考になれば幸いです。