4回目の打ち合わせ - 地盤調査結果と間取り調整、クロス確認

4回目の打ち合わせで地盤調査結果の報告と間取りの調整を実施。RAYエアコンの採用見送りや書斎の窓変更など重要な決定を行い、クロス選定も完了
4回目の打ち合わせ - 地盤調査結果と間取り調整、クロス確認

4 回目の打ち合わせ - いよいよ仕様の詰めへ

9 月 1 日の午後から、いつもの展示場で約 4 時間にわたる 4 回目の打ち合わせを行いました。今回は地盤調査結果の報告、間取りの最終調整、クロスの確認と、盛りだくさんの内容となりました。

地盤調査結果の報告

予想以上に硬い地盤

地盤調査のイメージ

営業担当「遅くなり申し訳ございません。地盤調査の結果をご報告します。」

私「ベタ基礎とは聞いていましたが、どうでしたでしょうか?」

営業担当「全ての調査ポイントで機械を打撃して確認したほど、ガチガチに硬い地盤でした。福岡エリアでは稀にしか見ないレベルの良好な地盤です。」

私「それは良かったです。改良工事は必要ありませんか?」

営業担当「はい、地盤改良は不要です。布基礎とまではいきませんでしたが、ベタ基礎で十分な強度が確保できます。」

液状化リスクなどの詳細確認

地盤調査報告書には地盤の硬さだけでなく、液状化リスクなどの評価も含まれていました。

営業担当「液状化リスクについても評価していますが、こちらも問題ありません。地下水位も深く、土質も良好です。」

私「承知しました。安心できる結果で良かったです。」

結果が出てからしばらく経ちましたが、正式な報告を受けて一安心です。

間取りの最終調整

RAY エアコンの採用見送り

当初から RAY エアコンは採用するつもりでしたが、最初の難点としては 10 畳以上の部屋にしか取り付けできないという一条ルールがあり、本当は書斎に付けたいと考えていました。

妥協案でリビングに RAY エアコンを配置していましたが、ここで考え直すことにしました。

私「RAY エアコンについて再検討したいのですが。」

設計士「はい、どのような内容でしょうか?」

私「ほとんど滞在しないリビングから寝室・書斎までの空調をカバーするには無駄が大きすぎるのではないかと。また、メンテナンスコストも気になります。」

設計士「確かに、生活動線を考えると効率的ではないかもしれませんね。」

私「標準の RAY エアコンをやめて、書斎に三菱の 6 畳用スタンダードモデルを採用したいです。リビングは念のためスリーブだけ設置しておきます。」

書斎の窓変更 - 座って外が見える配置へ

窓のイメージ

私「書斎の掃き出し窓について変更したいです。」

設計士「どのような変更でしょうか?」

私「漠然とリビングからのシンメトリーと出入口として掃き出し窓を配置していましたが、実際に座って作業をしている位置からは外が見えません。」

私「座って作業している位置から外が見える位置に窓が欲しいと思いました。」

私「断熱性能も考えて、掃き出し窓ではなくキッチンと同じ勝手口タイプの窓に変更し、縦長の FIX 窓を追加したいです。」

設計士「承知しました。ただ要望頂いた位置だと壁の量が足りなくなりそうです。書斎の収納のサイズ現在の 1.5(マス)・1.5 から 2・1 に変更して直線上に壁を確保できる形に変更が必要になりそうです。」

私「わかりました。最初の間取り案では 2・1 としていたくらいなので問題ないです。」

SA と RA の位置調整

SA と RA について
SA(給気)と RA(排気)は、一条工務店の全館換気システム「ロスガード」の給排気口です。SA は新鮮な外気を室内に取り込む給気口、RA は室内の空気を排出する排気口で、これらが適切に配置されることで効率的な全館換気が実現されます。

一条工務店の SA は通常、部屋の入口付近に配置されます。理由の 1 つは視界の邪魔にならないようにという配慮だそうです。

私「SA の位置についてですが、入口付近よりも部屋の奥の方が空気の循環が良くなるのではないでしょうか?」

設計士「現在の位置でも問題ありませんが、効果はあるかもしれません。いかがいたしましょうか?」

私「では、できるだけ部屋の奥に配置してください。RA についても、玄関だとエアコンの冷気が逃げそうなので、WIC に移動できませんか?」

設計士「両方とも対応可能です。図面に反映します。」

パワコンの位置調整

パワコンについて
パワコン(パワーコンディショナー)は、太陽光パネルで発電した直流電力を家庭で使える交流電力に変換する機器です。運転時に若干の動作音が発生するため、居住空間から離れた場所への設置が推奨されます。

私「パワコンが書斎の外壁に配置されていますが、ノイズが気になります。」

設計士「動作音についてのご懸念ですね。」

私「はい。非居住区域の WIC 側に寄せることは可能でしょうか?」

設計士「問題ありません。WIC 側に移動しましょう。」

その他の細かな調整

リビングのドアを引き戸に変更

私「リビングのドアを引き戸に変更したいです。自在棚との干渉で諦めて開き戸にしていましたが、自在棚の幅を短くして引き戸に戻したいと思います。」

設計士「自在棚を短くしても微妙にリビングの中央からずれてしまうかもしれませんが良いですか?」

私「大丈夫です。少しのずれであればプロジェクターの調整で何とかなります。」

寝室のハニカムシェードを遮熱に変更

私「西側なので大丈夫かなと思ってケチっていましたが、朝に後悔したくないのでやっぱり寝室のハニカムシェードを断熱から遮熱に変更してください。」

コンセントの位置調整

各部屋のコンセント位置について、実際の家具配置を想定しながら微調整を行いました。

クロス確認 - タブレットで 1 つ 1 つチェック

クロスのイメージ

事前にタブレットに各部屋のクロスを入力していたものを、設計士と 1 つ 1 つ確認していきました。

私「個人的に少し冒険したチョイスなので、問題ないか確認させてください。」

設計士「事前に拝見しましたが問題ないと思います。」

基本方針は問題なし

設計士「トイレのアクセントクロスですが、濃い色なのでこのままでは換気扇が目立つかもしれません。天井にも移動できますがどうしますか?」

私「天井ではなく下の方に移動は可能ですか?」

設計士「下の方だと干渉してしまうので難しいですね。」

私「では、天井に移動をお願いします。」

プロジェクタークロスの変更

1 点だけ変更が必要な箇所がありました。

私「リビングにシンコールのメーカークロスでプロジェクタークロスを考えていたのですが。」

設計士「申し訳ありません。シンコールのカタログが〜2026 年版で、タイミング的に採用できない可能性があります。」

私「そうですか。では、次点で候補に出していたサンゲツのプロジェクタークロスを採用します。」

設計士「サンゲツでしたら問題ありません。」

事前に複数候補を準備していたため、スムーズに決定できました。

次回は最終仕様確認

設計士「次回の打ち合わせは最終仕様確認となります。」

私「承知しました。準備しておくことはありますか?」

設計士「特にありません。これまでの打ち合わせ内容を反映した最終図面をご確認いただく形になります。」

営業担当「その前に、提携外構業者との 2 回目の打ち合わせがありますので、そちらも進めていきましょう。」

まとめ

4 回目の打ち合わせで、仕様がかなり固まってきました。

この打ち合わせで決まったこと:

  • 地盤調査結果の確認(改良工事不要)
  • RAY エアコンの採用見送り
  • 書斎の窓変更(掃き出し窓 → 勝手口タイプ+FIX 窓)
  • SA と RA の位置調整
  • パワコンの位置調整
  • リビングドアを引き戸に変更
  • 寝室のハニカムシェードを遮熱に変更
  • クロスの確認

今後の予定:

  • 提携外構業者との 2 回目打ち合わせ
  • 最終仕様確認の打ち合わせ

独身で注文住宅を検討している方、特にエアコンや換気システムの配置で悩んでいる方の参考になれば幸いです。
次回は、提携外構業者との 2 回目打ち合わせについて書く予定です。

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