相見積もりによる外構費用の最適化検討
前回の提携外構業者との打ち合わせ後、費用は想定範囲内でしたが、更なるコスト最適化を狙い相見積もりを依頼しました。
タウンライフエクステリアでの一括見積もり
以前、間取り作成で利用したタウンライフの関連サービス「タウンライフエクステリア」に見積もりを申し込みました。
フォーム入力結果の要点:
- 対象エリア:山口県の市町村
- 依頼できる会社:わずか 1 社のみ
- 提案数が 1 社のみで不安
提案数が少ないためか、提携サービスの「リショップナビ」からの提案も可能とのことで、同時に申し込みました。間取りでは私の場合は期待した内容とは異なりましたが、情報収集の一つとして活用でき、外構分野でも改めて期待したいところです。
ガーデンプラスへの直接見積もり依頼
YouTube でよく動画を見ていた「ガーデンプラス」にも見積もりを申し込みました。全国展開している外構専門会社で、価格競争力があると評判でした。
地元友人のツテを活用
同じ地域で戸建てを建てた友人がおり、地場工務店を紹介してもらって新築外構の見積もりが可能か問い合わせしました。
問い合わせした会社:2 社
- A 工務店:実家のある地元の工務店
- B 工務店:地域密着型、コストパフォーマンス重視
地元の人脈を活かした情報収集です。
相見積もり依頼の結果
タウンライフエクステリアからの反応
指定していた 1 社から連絡があり、見積もり対応可能とのことでした。フォームでは送信できなかった図面等を個別に送って、改めて見積もりを依頼しました。
リショップナビからの回答:
リショップナビからも連絡がありましたが、現地立ち会いがないと見積もりができないとのことで見送りました。遠方での家づくりのデメリットを実感した瞬間です。
ガーデンプラスからの回答
こちらも現地立ち会いが必要とのことで断念しました。YouTube で抱いていた全国対応的な印象に反し、結局どのサービスも現地確認が前提でした。
地場工務店の反応
A 工務店: 建物とセットの場合は対応可能だが、外構のみは対応できないとの回答
B 工務店: 外構対応可能ということで、図面と一緒に提携外構の提案内容も送付して見積もりを依頼しました。
一条工務店の営業担当からは、相見積もりに提携外構の提案内容を出しても構わないと了承をもらっていましたが、社名は伏せてほしいとのことで黒塗り対応しました。
重要書類の受領と手続き
不動産登記権利情報の到着
土地の登記をお願いした司法書士から、不動産登記に関する書類と領収書が届きました。
受領した書類:
- 登記識別情報通知書(権利証)
- 登記完了証
- 司法書士からの報告書と領収書
特に何かする必要はありませんが、重要な書類のため大切に保管しています。ついに土地の正式な所有者になった実感が湧きました。
NTT からの土地使用に関する連絡
実は購入した土地の敷地内に NTT 所有の電柱が建っており、この点は不動産会社からも購入前に説明を受けていました。現地確認した際も、邪魔にならない位置であることを確認済みです。
NTT からの提案内容:
- 土地使用料として年額数千円の支払い
- 3 年間分をまとめて支払い、以後自動的に 3 年毎に支払い
- 手続き書類の提出が必要
場所を貸している扱いとなり、少額ながら収入となります。手続きに関する書類も届いたため、すぐに対応しました。
クロス選びという新たな課題
カタログの受け取り
前回の打ち合わせ時に「クロスのカタログが全て貸し出し中」と聞いていましたが、営業担当から連絡があり返却があったとのこと。家まで持ってきてくれることになりました。
受け取ったカタログ:
- 標準クロスカタログ(分厚い)
- オプションクロスカタログ(さらに分厚い)
クロス選びの難航
デザイン領域への関心は高くないため、壁紙(クロス)選びはかなり迷いました。
これまで白系以外の壁紙が使われた部屋に住んだこともありません。
明確な方針があるのは 1 箇所のみ:
- プロジェクター投影面のみ: プロジェクター専用クロスを採用したい
- その他の部屋: 無難に白系で統一でも良い
間取りやコンセントは生活イメージで形が見えますが、仕上げ材としての壁紙は感覚が異なり戸惑いました。
“冒険"への挑戦
外構も合理性だけを追求した結果、やや味気なさが残るため内装では少しアクセント性を取り入れたいという気持ちが出てきました。
壁紙選定でアクセントを許容する判断理由:
- 費用負担が軽い: 外構と違い、大きなコストにはならない
- 変更可能: 10 年後くらいにはメンテナンスで貼り替える時期
- 失敗してもリカバリ可能: すぐに貼り直しても大きなコストにならない
- 独身の特権: 誰にも文句を言われない
クロス選択の方針決定
以下の方針で各部屋のクロスを検討することにしました:
基本方針:
- メイン居住空間: アクセント性のあるオプションクロス
- 水回り・収納: 実用性重視の標準クロス
- プロジェクター投影面: 専用クロスを採用
タブレットでの選択入力
家づくりタブレットを使って各部屋のクロスを入力し、次回の打ち合わせ時に設計士に相談することにしました。
選択したクロスの特徴:
- リビング: プロジェクタークロス+邪魔しない落ち着いた白系クロス
- 書斎: 落ち着いた色味で集中できる環境
- 寝室: リラックスできる色合い+アクセントクロス
- 玄関: 印象に残る少し個性的なもの、天井もオプションクロス
相見積もりの進捗状況
8 月末時点での状況
対応可能:
- タウンライフエクステリア経由:1 社
- 地場工務店:1 社
対応不可:
- リショップナビ:現地立ち会い必須
- ガーデンプラス:現地立ち会い必須
- A 工務店:外構単体は非対応
遠方での家づくりの制約を改めて実感しました。現地に住んでいれば、もっと多くの選択肢があったかもしれません。
期待する効果
相見積もりにより期待している効果:
- 価格競争による費用削減
- 提案内容の比較検討
- 地場業者の施工品質確認
- 提携業者の妥当性検証
独身ならではの選択プロセス
意思決定の速さと孤独感
複数社比較や壁紙選定を通じて、独身での家づくりの特徴を改めて感じました。
独身のメリット:
- すべて自分の判断で進められる
- 好みに合わない提案は即座に却下
- 冒険的な選択も遠慮なくできる
独身の課題:
- 客観的な視点が不足しがち
- 選択肢が多いと決めきれない
- 相談相手が限られる
情報収集の重要性
家づくりは情報戦の側面もあり、独身だからこそ積極的な情報収集が重要だと感じています。YouTube やブログ、SNS での施主の体験談は貴重な情報源です。
次回 4 回目の打ち合わせに向けて
準備している内容
確認予定の項目:
- クロス選択の相談とアドバイス
- 外構相見積もりの進捗共有
- 地盤調査結果の詳細確認
- その他細かな調整事項
期待している内容
4 回目の打ち合わせでは内装関係の決定が主題になりそうです。これまでは構造や設備が中心でしたが、ここからは住まいの印象を左右する要素が増えてきます。
まとめ
3 回目の打ち合わせから 4 回目までの期間で、外構費比較と壁紙方針策定という新たなフェーズに入りました。
この期間で進んだこと:
- 外構相見積もりの依頼
- 重要書類の受領と各種手続き
- クロス(壁紙)選定への本格着手
- 冒険への挑戦決意
次回打ち合わせの焦点:
- クロス最終決定
- 外構業者の比較検討結果
- 内装関係の詳細詰め
遠方での家づくりは制約も多いものの、独身だからこそ意思決定を素早く理想へ寄せられます。これまでの合理性重視に加え、今後は住まいらしい温かみも意識していきたいと考えています。
次回は、4 回目の打ち合わせについて記事にしたいと思います。
内装選びがメインとなり、いよいよ家づくりも佳境に入ってきそうです。
独身で注文住宅を検討している方、特に外構の相見積もりや内装選びで悩んでいる方の参考になれば幸いです。