打ち合わせ翌日から動き出した住宅ローン検討
前回の打ち合わせで営業担当から「住宅ローンは早めに事前審査を出しても問題ない」と言われ、翌日から本格的に動き始めました。
モゲチェックでの事前調査
実は以前からモゲチェック(住宅ローン比較サービス)を使って検討していました。
モゲチェックの感想:
- 全国区の銀行とメジャーな地銀は網羅している
- その他の地銀や信金はカバーしていない印象
- 金利を俯瞰できるのは参考になる
- 相談サービスもあるが、診断結果のおすすめ銀行しか見ていない
結論として、金利の相場観を掴むには良いツールですが、地方の金融機関まで含めた比較には限界があると感じました。
SBI 新生銀行への事前審査申込み
前回打ち合わせの翌日、SBI 新生銀行に住宅ローンの事前審査を申し込みました。
申込み内容:
- 借入希望額:3,500 万円(フルローン前提)
- 物件価格:仮の金額として設定
- 返済期間:35 年
- 金利タイプ:変動金利
SBI 新生銀行を選んだ理由
- もともと使っている
- 金利は最安値水準
- 繰り上げ返済の手数料など無料
- フルローンでの金利上乗せ幅が 0.02%と小さい
今のところの弱点
- 一条工務店とは提携していない
- つなぎ融資がグループ会社のアプラスとなる
- つなぎ融資を利用するためその間の金利分が高くつく
事前審査の結果と次の準備
申込みから 6 日後に審査結果が到着
7 月 17 日、無事に事前審査を通過したとの連絡がマイページ宛に届きました。
審査結果の内容:
- 借入可能額:申請通り 3,500 万円
- 借入期間:35 年
- 金利:変動金利 0.61%(2025 年 7 月時点)
- 事務手数料:借入額の 2.2%
零細企業勤務で不安もありましたが、他のローンもなく、年収や勤続年数が安定していたため問題なく承認されました。
営業担当との住宅ローン相談予約
事前審査が通過したことを営業担当に報告し、次回打ち合わせの前に住宅ローンの相談時間を設けることになりました。
営業担当「事前審査が通って良かったです。次回打ち合わせの 1 時間前にお越しいただければ、詳しくご相談に乗ります。」
私「お願いします。本審査のタイミングなども相談したいです。」
タブレットアンケートへの回答
設備・仕様アンケート
家づくりタブレットに届いたアンケートに順次回答していきました。
トイレに関するアンケート:
主な回答内容
- タンクレス希望
- 洗面台の隣なので手洗いは無し
- 1 階のみの設置(平屋のため)
外観アンケート
外観に関するアンケート:
主な回答内容
- 外壁:アイキューブで標準外壁の場合はホワイトのみ
- 玄関ドア:電子錠対応
正直なところ、外観にはそこまでこだわりがありません。ロの字間取りで外から見える部分が限られているためです。
ほとんどは設計士の提案としました。
更新された図面と見積もりの確認
前回の要望が反映された図面が到着
7 月 18 日、設計士から更新された図面がタブレットに届きました。

反映漏れ・気になる点:
- WIC の棚 2 段化
- トイレの位置がまだ微妙
- 陸屋根部分の解消案が見えない
- HB の位置が微妙
スプレッドシートで管理していた要望リストと照らし合わせて、反映状況を一つずつ確認しました。
見積もりの詳細確認


図面と同時に届いた見積もりを詳細に確認しました。
不明点の整理
見積もりを見て、いくつか不明な項目がありました:
- サッシ追加と変更
- 要望していないサッシ色変更
- 要望していない水栓変更
- ダウンウォールキャビネット追加
これらもスプレッドシートにまとめ、次回打ち合わせで確認することにしました。
さらなる間取り検討
マイホームクラウドで理想を追求
届いた図面を見ながら、さらに理想の間取りを追求すべくマイホームクラウドで検討を続けました。

新たな改善案:
- キッチンが広く感じたのでリビングとキッチンの壁をずらしリビングを広く
- 仮置きしていた収納についてカタログで検討して具体的な型番を入力
これらの要望も整理して、次回打ち合わせで提案する準備を整えました。
土地決済の準備が本格化
決済日の確定
不動産会社から連絡があり、土地の決済日(引渡し日)が7 月 25 日に確定しました。
不動産会社「建物の解体が無事に完了しました。売り主様と先に相談しましたが決済は 7 月 25 日でいかがでしょうか?」
私「分かりました。振込の準備をしておきます。」
必要な支払いの整理
決済日に必要な支払いについて、不動産会社から詳細な内訳が届きました。
支払い内訳:
- 売主への残金:428 万円(手付金 30 万円を差し引いた額)
- 固定資産税日割り:約 1.9 万円
- 仲介手数料: 33 万円
- 司法書士費用:約 13.6 万円
- 合計:約 476.5 万円
振込予約の設定
3 つの振込先があるため、ネット銀行で振込予約を設定しました。
振込予約の内容:
- 7 月 25 日付で 3 口座への振込を予約
- 念のため予備資金も準備
独身の強みは、資金管理が自分一人で完結すること。配偶者との相談や調整が不要なため、スムーズに手続きを進められました。
司法書士から連絡
司法書士から電話連絡があり、簡単な挨拶と今後の流れについて手短に説明を受けました。後日送付されてきた書類の案内に従い、本人確認資料など必要な資料を送付しました。
次回打ち合わせへの期待と準備
準備した質問・要望リスト
スプレッドシートにまとめた項目は約 35 個になりました。
住宅ローンの相談内容も整理
打ち合わせ前の住宅ローン相談で確認したいこと:
- 本審査のタイミング
- 他行との金利比較
- 提携銀行と比較
この期間を振り返って
要望管理
土地の決済準備と建物の詳細検討が同時に進む中、スプレッドシートでの管理が本当に役立ちました。
設計士の方からも「引き続きこの形でお願いします」と言われました。
管理のコツ:
- No を採番してどこを指しているのかを明確化
- 要望を「要望」「質問」「考え方」などカテゴリ分け
- 区分として居室の名前などを記入
- ステータスを管理する「未対応」「設計反映予定」「設計反映済」「確認中」「回答済」「要検討」「見送り」
独身だからこその決断の速さ
住宅ローンの選択も、間取りの要望も、すべて自分の判断で進められます。家族がいれば相談や調整に時間がかかるところを、スピーディーに決められるのは大きなメリットです。
一方で、客観的な視点が欠けやすいため、営業担当や設計士のアドバイスを積極的に聞くよう心がけています。
まとめ
1 回目の打ち合わせから 2 回目までの約 2 週間で、多くのことが前進しました。
この期間で完了したこと:
- 住宅ローン事前審査の通過
- 土地決済日の確定と振込準備
- タブレットアンケートの回答
- 図面と見積もりの詳細確認
- さらなる間取りの改善案作成
残された課題:
- 陸屋根問題の解決策
- オプションの取捨選択
- 外構計画の具体化
- 住宅ローンの最終決定
いよいよ 7 月 22 日に 2 回目の打ち合わせです。
次回は、2 回目の打ち合わせについて記事にしたいと思います。 住宅ローンの相談結果と、間取りのさらなる進化にご期待ください。
注文住宅を検討している方へ、打ち合わせの進め方の参考になれば幸いです。