ロの字間取りについて本社からの回答
本契約から数日後、一条工務店の担当者から連絡がありました。前回の打ち合わせで確認をお願いしていたロの字間取りの費用について、本社からの正式な回答が届いたのです。
担当者「ロの字間取りについて本社から回答がありました。建物本体価格には含まれませんが、排水設備やタイルデッキなどで追加費用がかかることになります。」
私「やはりそうですか。具体的にはどのくらいの費用になりそうですか?」
担当者「中庭の広さにもよりますが、50 ~ 100 万円程度は見込んでおいた方が良いでしょう。」
コの字間取りのプランの場合は外構で目隠しフェンスで覆う必要があります。比較してやや割高になりそうですが、他にもアクセスの良さや防音性・防犯性を考えるとアリです。
工場見学抽選会の嬉しい結果
代理抽選でプレミアムギフト当選!

前回の打ち合わせで担当者が代わりに抽選してくれることになっていた工場見学の結果が届きました。
担当者「○○ 様、良いお知らせです!プレミアムギフトが当選しました!」
私「本当ですか!ありがとうございます!」
一条工務店の工場見学抽選会には 2 つのコースがあり、上位の「プレミアムギフト」が当選したとのこと。正直、参加すらしていないのに当選するとは思っていなかったので、担当者の心遣いに感謝です。
プレミアムギフトの選択肢
プレミアムギフトでは、以下の選択肢から 1 つを選べます:
- リビングシアターセット
- オリジナルテレビボード
- 御影石カウンターセット
- カップボード
- レストルームセット
- アウトドアリビングセット
- スマートライフセット
- あんしんセキュリティセット
正直なところ「これが欲しい!」という強い希望はありませんでしたが、消去法で検討した結果、カップボードかレストルームセットを候補にしました。独身のため食器は多くありませんが、将来的な収納を考え実用性を重視しました。
レストルームセットはトイレをタンクレスのアラウーノにアップグレードし、手洗いカウンターを付けるという内容です。
※差額で他のタンクレストイレも選択可能です
抽選会制度の変更(2025 年 8 月時点の情報)
記事を書いている 2025 年 8 月時点では、工場見学の抽選会は廃止され、あらかじめ用意されたギフトから選択する形式に変更されています。カップボードは選択肢から外されたようですが、すでに抽選会を行った施主には影響がないとのことで、ギリギリ間に合った形になりました。
土地測量の実施
測量日程の決定
6 月上旬に一条工務店による土地測量が実施されることになりました。
担当者「建物がまだ残っている状態ですが、問題なく測量できます。1 ~ 2 週間で測量図を作成し、設計士に渡します。」
私「測量には立ち会う必要がありますか?」
担当者「いえ、立ち会いは不要です。測量後に結果をご報告いたします。」
土地契約の正式締結
契約書類の準備と手続き

5 月下旬、いよいよ土地の正式な契約手続きを行いました。不動産会社が用意した契約書類は想像以上に多く、以下のような作業が必要でした。
契約書類の作業内容:
- 契約書(売主用・買主用 2 部に署名・押印)
- 重要事項説明書(買主用・不動産会社用 2 部に署名・押印)
- 各書類に全ページに渡る割印(これが特に面倒でした)
- 収入印紙の貼付
- 手付金 30 万円の振込
一条工務店との契約は電子契約で楽でしたが、土地売買は紙の契約書となっており大変でした。
手付金の支払い
契約と同時に手付金 30 万円を支払いました。これは購入代金の一部に充当されますが、もし私の都合で契約を解除した場合は返金されません。
登記費用の見積もり
不動産会社指定の司法書士から登記費用の見積もりが届きました。
登記費用の内訳:
- 所有権移転登記:約 8 万円
- 司法書士報酬:約 5 万円
- その他手数料:約 6 千円
- 合計:約 13 万 6 千円
相場観を知らないため思っていたより高額でしたが、調べてみたところ登記費用は決まった金額で、報酬額についても相場範囲内の妥当な金額だったためそのままお願いすることにしました。
建物解体スケジュール
不動産会社から建物解体のスケジュールも伝えられました。
- 解体開始:6 月中旬
- 解体完了予定:6 月末
- 引渡し予定:7 月末
家づくりタブレットの活用
要望の整理と記録
一条工務店から借りている家づくりタブレットを活用して、間取りに関する要望や家具家電の寸法を記録しました。
記録した内容:
- 現在使用している家具の寸法
- 新規購入予定の家電サイズ
- 各部屋の使い方イメージ
- 生活のイメージ
これらの情報は設計士との打ち合わせで重要な資料となります。
設計士からの初提案図面と見積もり
打ち合わせ前に図面と見積もりが到着
7 月上旬の打ち合わせを前に、設計士から初めての図面提案と詳細な見積もりがタブレットに届きました。
図面を見ての感想
設計士からの提案は、私が作成したロの字間取りを基本としながらも、プロの視点から以下のような改善が加えられていました。
良いと感じた点:
- 収納の配置が効率的
- 真四角ではなくずらして玄関ポーチ部に壁面を設定
気になった点:
- 書斎の形
- トイレの位置が微妙
- 洗濯機の位置が動線の邪魔になりそう
- WIC をもう 1 マス左にずらして動線部分を 1 マスのみにできないか
リモートワーク中心の生活のため、リビング以上に書斎の滞在時間が長く、改善が必要です。要望では机を 2 台置いていましたが、提案では 1 台のみになっています。
見積もり内容の確認
図面と一緒に届いた見積もりは、本契約時よりも詳細な内容になっていました。
見積もりの概要
- 建物本体価格:約 1,827 万円(アイキューブ)
- 付帯工事費:約 105 万円
- オプション費用:約 233 万円
- 太陽光システム:約 249 万円
- 外構費用(概算):約 200 万円
- 合計:約 3,120 万円(税込)
この見積もりには、まだロの字間取りの追加費用(排水設備やタイルデッキ)や地盤改良費用が含まれていません。オプションも今後さらに増える可能性があり、外構費用も上振れする見込みのため、300 万円以上の増加も想定しています。
要望と質問の整理
図面と見積もりを受けて、スプレッドシートに要望や質問をまとめました。事前に担当者に連携します。
建物解体の進捗
6 月中旬、予定通り建物の解体が始まりました。不動産会社から進捗の連絡があり、順調に作業が進んでいるとのことです。一条担当者に解体後の写真送付をお願いしたところ、快く引き受けていただけました。山口の担当者にも解体後の問題点がないか目視確認と写真撮影を依頼し、送っていただくことになりました。
次回打ち合わせへの期待
7 月上旬の打ち合わせに向けて
いよいよ 7 月上旬に、設計士を交えた本格的な打ち合わせが始まります。
打ち合わせで確認したいこと:
- 設計士提案の図面の詳細説明
- 見積もりの内訳と削減可能な項目
- 私の要望の反映可能性
- 今後のスケジュール
まとめ
本契約後から初回打ち合わせまでの期間で、家づくりが着実に前進しています。
この期間で進んだこと:
- 工場見学でプレミアムギフト当選
- 土地契約の正式締結
- 設計士からの初提案と見積もり受領
- 土地の測量と建物解体
まだまだ概算レベルとなりますが、総額は約 3,120 万円になる見込みです。独身だからこそ実現できる理想の空間として、前向きに検討を続けたいと思います。
次回は、本契約後の 1 回目の打ち合わせについて記事にしたいと思います。
設計士との初顔合わせで、どんなアドバイスがもらえるのか楽しみです。
独身で注文住宅を検討している方、特に個性的な間取りに挑戦したい方の参考になれば幸いです。
