一条工務店と本契約締結 - ロの字間取りへの挑戦と工場見学への期待(2/3)

土地契約の目処が立ち、一条工務店と本契約を締結。コの字からロの字間取りへの変更を要望し、究極のプライベート空間を目指す。しかしロの字間取りについては思わぬ事態に。

本社確認が必要に

私「一条工務店ではロの字の間取りにしても施工面積の単価に含まれないと聞いたのですが本当ですか?他のハウスメーカーではそのままや 1/2 で単価が加算される場合もあるようですが。」

担当者「ロの字間取りの場合の単価の扱いについては、私の判断では即答できません。本社に確認させていただきます。」

本契約の締結

アイキューブについて

これまで検討していたアイスマイルプラスとアイキューブの違いについて、詳しく説明していただきました。主な違いは以下の通りです。

  • 断熱は外断熱+内断熱の二重構造(ただし、アイスマートなど上位モデルの断熱材よりはやや性能が劣る)
  • 標準でシステム収納が選択できる
  • 選択できる外壁カラーが減る、また一部仕様が異なる

電子契約での手続き

契約のイメージ

仮契約時と同様、タブレットを使用した電子契約で手続きを行いました。

契約内容の確認:

  • 建物本体価格(アイキューブ、仮契約時の仮間取り)
  • 基本仕様の確認
  • オプション内容(詳細は今後詰める)
  • 住宅完成保証制度の説明(下記に詳細を追記)

担当者「契約金額は仮契約時の単価を適用します。その後の値上げの影響は受けません。」

私「それは助かります。最近も値上げがあったと聞きましたし。」

住宅完成保証制度について

住宅完成保証制度とは、万が一施工会社が倒産などで工事を完了できなくなった場合、第三者機関が工事の完成や費用の一部を保証してくれる制度です。一条工務店はこの制度に加入しており、施主が安心して契約できる仕組みとなっています。契約時にはこの制度の説明があり、万が一のリスクにも備えられる点がメリットです。

近年は、資材高騰や人手不足などの影響で倒産する工務店も増えており、施主にとっては工事途中で会社が倒産するリスクが現実的なものとなっています。住宅完成保証制度に加入していることで、万が一の場合でも工事の継続や費用の一部が保証されるため、安心して家づくりを進めることができます。

おもな見積金額

  • 建物本体価格:施工面積平米単価 239,306 円 × 78.67 平米 = 18,826,203 円
  • 付帯工事一式:1,054,300 円
  • 標準仕様外工事(オプション):754,200 円
  • 太陽光発電システム(10kW):1,970,000 円

本体価格は平屋かつ狭小住宅のため、同時期のアイキューブの平均単価と比べるとやや高めの設定になっている印象です。

メールでの最終承認

担当者「この後、登録されたメールアドレスに手続き用のメールが届きます。内容を確認の上、承認処理をお願いします。」

その場で、メールを確認して電子署名を完了。正式に一条工務店との本契約が成立しました。

家づくりタブレット

一条工務店では、家づくりをサポートするための専用タブレットを貸し出しています。契約前でも紹介用としてタブレットを借りることができますが、私はこれまで利用していなかったため、今回が初めての利用となります。 このタブレットには、家づくりの流れや検討中のプランに合わせた住宅設備の紹介、リモート打ち合わせ用のアプリなどが搭載されており、打ち合わせや情報収集がよりスムーズに進められるよう工夫されています。