土地契約まで(その2) - 特約条項の交渉から重要事項説明まで(3/3)

契約不適合責任の免責条項について交渉を試みるも、個人売主との取引の難しさを実感。それでも土地の魅力と価格を優先し、リモートでの重要事項説明を経て契約へ向けて前進

重要事項説明を終えて

一条工務店担当者のサポート

アドバイスのイメージ

重要事項説明が終わった後、一条工務店の担当者から貴重なアドバイスをいただきました。

担当者「契約不適合責任の免責は確かにリスクですが、価格を考慮すれば妥当な判断だと思います。」

私「そう言っていただけると安心します。」

担当者「これまでの経験上、宅地造成地で大きな問題が出ることは稀です。ただし、地盤調査の結果次第では改良が必要になる可能性はあります。」

私「地盤改良費用はどのくらいを見込んでおけば良いでしょうか?」

担当者「この地域だと、必要な場合でも 50 万円から 100 万円程度が一般的です。予算には余裕を持っておいた方が良いでしょう。」

契約に向けての心境

重要事項説明を受けて、いよいよ土地購入が現実のものとなってきました。

この時点での気持ち:

  1. 期待

    • 理想的な立地で家を建てられる
    • 7 月末の引渡しなら年内着工も可能
  2. 不安

    • 契約不適合責任免責のリスク
    • 地盤改良の必要性と費用
  3. 決意

    • リスクはあるが、この土地で家を建てたい
    • 独身だからこそ、自分の判断で前に進める

次のステップ

重要事項説明が完了し、次はいよいよ土地売買契約の締結です。

今後の予定:

  1. 土地売買契約の締結
  2. 手付金の支払い
  3. 境界確認書の作成
  4. 建物解体の開始(6 月中旬)
  5. 残金決済と引渡し(7 月末)

まとめ

契約不適合責任の免責という大きなリスクを抱えることになりましたが、土地の魅力と価格を天秤にかけて購入を決断しました。

この段階で学んだこと:

  • 個人売主との取引には限界がある
  • リスクと価格はトレードオフの関係
  • 不動産会社の対応には差がある
  • 一条工務店のサポートの心強さ

独身で土地を購入するということは、全ての責任を一人で負うということです。 しかし、だからこそ自分の判断で迅速に決断でき、理想の家づくりへ一歩ずつ近づいていると実感しています。

次回は、一条工務店と本契約の締結について記事にしたいと思います。 実は重要事項説明と契約に問題がなければ、同日に一条工務店とも本契約を締結する段取りを組んでいました。

初めての土地購入で不安もありましたが、リスクを理解した上で前に進む決断をしました。 同じように土地購入で悩んでいる方の参考になれば幸いです。