土地契約まで(その1) - 買付証明書提出から契約書案の検討(2/2)

一条工務店での仮契約後、土地購入に向けて買付証明書を提出。境界明確化の条件付きで申し込み、契約書案の検討段階へ進んだ体験記。

契約書案への対応方針

検討した選択肢

  1. このまま契約
    • リスクを承知で契約し、問題が生じた場合は自己負担で対処
  2. 条項修正を求める
    • 契約不適合責任の部分的な責任を求める
    • 地中埋設物について一定額までは売主負担を求める

方針の決定

熟考の結果、「条項修正を求める」方向で進めることにしました。

修正要求の内容

  1. 契約不適合責任の完全免責ではなく、引渡しから 3 ヶ月間は一定の責任を負ってもらう
  2. 地中埋設物については撤去費用 50 万円までは売主負担
  3. 土壌汚染については住宅建築に支障をきたすレベルの場合は売主に一定の責任を負ってもらう

まとめ

買付証明書の提出から契約書案の検討まで、土地購入に向けて大きく前進しました。

この段階で実現できたこと

  • 売主からの購入承諾を獲得
  • 境界明確化の条件も受け入れてもらえた
  • 契約書案の詳細な検討を実施

残された課題

  • 契約不適合責任の免責条項への対応
  • その他特約条項の詳細な交渉

初めての土地購入ということもあり、契約書の内容は慎重に検討しました。 特に契約不適合責任の免責については、将来的なリスクを考慮して対応方針を決める必要がありました。

次回は、土地契約までその 2)として、契約条項の交渉から実際の契約締結までの過程を記事にしたいと思います。

土地購入を検討されている方、特に個人売主との取引を予定されている方の参考になれば幸いです。