一条工務店での2回目の打ち合わせ - 仮契約締結と本格的な家づくりのスタート

一条工務店での2回目の打ち合わせで仮契約を締結。現地見学の報告とブラッシュアップした間取りの要望、そして本格的な家づくりがスタート

2 回目の打ち合わせの準備

前回の記事でお伝えした通り、土地の購入意思が固まり、いよいよ一条工務店での 2 回目の打ち合わせです。

持参した資料

  1. 更新した間取り図(マイホームクラウドで作成)
  2. 要望をまとめた文書
  3. 質問リスト(スプレッドシートで約 90 項目)
  4. 土地の現地見学レポート(写真付き)

今回は前回よりも具体的な話し合いになることを想定し、しっかりと準備を整えました。

住宅展示場での打ち合わせ開始

新人営業の OJT 同席

今回の打ち合わせには、担当者に加えて新人の営業さんが OJT として同席することになりました。

担当者 「本日は新人の △△ が同席させていただきます。研修の一環ですが、よろしいでしょうか?」

「もちろん構いません。」

新人の営業さんは 20 代前半で、担当者と同じく体育会系の雰囲気でした。
4 月に入社したばかりで、まだ 2 週間しか経っていないフレッシュな新人さんです。
OJT の現場として私の打ち合わせが選ばれたということは、「自分が対応しやすい良い客だ」と会社側に思われているのかもしれない、と勝手に解釈し、少し嬉しく感じました。

現地見学の報告

まず、先日行った土地と中古戸建の見学について報告しました。

土地について

「第一候補の土地を実際に見学して、購入意思が固まりました。周辺環境も思っていた以上に良く、特に生活利便性が高いことが確認できました。」

担当者 「それは良かったです。実際に現地を見ていただくと、地図では分からない部分が見えてきますね。境界の件はいかがでしたでしょうか?」

「南側の境界について不動産会社に相談中です。覚書などの書面で解決できそうです。」

中古戸建について

「一条工務店の実物を見ることができて良かったです。ただ、独身の私には広すぎる印象で、やはり注文住宅で自分に合った間取りを作りたいと思いました。」

担当者 「アイスマートの実物をご覧いただけて良かったです。確かに 4LDK の平屋は独身の方には広すぎますね。○○ 様の理想に合わせて設計していきましょう。」

ブラッシュアップした間取りの提案

間取り図の確認

続いて、更新した間取り図を担当者に見せました。

間取り図の変更点説明

「前回からいくつか変更しました。特に Zwift 部屋を土間空間にして、自転車の収納と一体化させました。」

担当者 「面白いアイデアですね。土間空間なら床材の心配もありませんし、自転車のメンテナンスもしやすそうです。」

「将来自転車に乗らなくなっても、土間収納として活用できると考えています。」

「また、タイルデッキ部分をコの字にしてプライベート感をアップさせました。」

担当者 「コの字の間取りも問題ありません。」

具体的な仕様の検討

太陽光発電システム

容量について

「出来る限り MAX で載せたいです。」

担当者 「平屋で屋根が広いので、余裕で 13.5kW 乗ると思います。」

「蓄電池を追加で 2 台にするのも考えているのですが、DR 補助金の対象にはなりますか?」

担当者 「DR 補助金というのは把握しておりませんでした。本社照会で調べてみます。」
→ 後日対象外と回答を頂きました。

キッチン・水回り設備

キッチンイメージ

キッチンについて

「樹脂シンクとビルトイン浄水器を希望しています。」

担当者 「オプションとなりますがどちらも対応可能です。」

バスルームについて

「浴槽の向きを入口から正面にしたいのですが。」

担当者 「問題ないです。どちらの向きでも可能です。」

玄関周り

「電子錠に対応した玄関ドアを希望しています。」

担当者 「スマートキーですね。最近人気のオプションです。」

見積もりの提示

概算見積もり

担当者から概算見積もりを提示されました。

建物本体価格

  • 延床面積:79.91 平米
  • 平米単価:226,143 円(アイスマイルプラス)、252,824 円(アイスマート Ⅱ)
  • 本体価格:約 1,807 万円(アイスマイルプラス)、約 2,020 万円(アイスマート Ⅱ)

合計

最低限のオプションと諸経費、外構予算を含めた概算となります。

税込   約 2,833 万円(アイスマイルプラス)、約 3,075 万円(アイスマート Ⅱ)

予算との照らし合わせ

少々予算オーバーですが、住宅ローンの考え方を変えたので許容範囲です。
住宅ローン戦略については別の記事で紹介したいと思います。

仮契約の提案と決断

仮契約をするつもりで今回の打ち合わせに臨んでおり、事前に担当者にも伝えていました。

仮契約についての説明

仮契約に当たって 1 時間程度の説明を受けます。

仮契約のメリット

  1. 価格の固定:今後の値上がりに影響されない
  2. 土地購入サポート:不動産会社との仲介も開始

解約について

担当者 「万が一解約される場合は、実際にかかった経費を差し引いて返金いたします。」

仮契約の決断

契約書類

決断に至った理由

  1. 担当者への信頼:これまでの対応で信頼関係が築けた
  2. 価格の妥当性:予算内で希望する仕様が実現できる
  3. 設計の満足度:希望間取りの実現性
  4. 昨今の値上げ状況: 直近でも値上げがあったらしく、今後も値上げが続く見通しのため

仮契約書に署名

必要事項を記入し、仮契約書に署名しました。
正式契約ではないものの、人生で初めて住宅関連の契約書にサインし、緊張しました。
契約は電子契約となり、タブレットで署名し、その後届くメールで承諾することで締結されます。

土地購入スケジュール

担当者 「土地の購入手続きも並行して進めます。不動産会社とは私が窓口になりますので、○○ 様は設計に集中していただけます。」

「ありがとうございます。窓口を一本化していただけるのは助かります。」

打ち合わせを終えて

約 2 時間の打ち合わせを終えて、仮契約を結んでいよいよ家づくりが始まるという実感で満たされます。

良かった点

  1. 具体的な話が進んだ:概算ではあるものの、実際の価格が見えてきた
  2. 窓口の一本化:土地購入も一条工務店経由で進められる

心配な点

  1. 土地契約が順調にできるか: 特に境界についてまとまるかが心配
  2. 地盤調査: 引き渡しまで地盤調査ができないため、改良費がどうなるか不明瞭
  3. 外構費: 外構費は概算で盛り込んでいるものの、詳細が不明瞭

帰宅後の契約金振込

振込手続き

仮契約をするつもりで契約金も用意していたため、帰宅後すぐに仮契約金 100 万円の振込手続きを行いました。

振込先: 一条工務店指定の口座
金額: 1,000,000 円
振込日: 打ち合わせ当日

振込完了の報告

振込完了後、担当者にメールで報告しました。

独身で家を建てることについて

この段階で改めて感じたことは、独身だからこそのメリットもあるということです。

独身のメリット

  1. 迅速な意思決定: 家族と相談せずスピーディーに決められる
  2. 自由な設計: 完全に自分の理想を追求できる
  3. 予算の明確性: 自分の収入だけを考慮すればよい
  4. 資産性を度外視できる: 終の棲家であり相続を考慮しなくてよいので、リセールバリューを気にせず設計できる

気をつけたい点

  1. 客観的な視点: 一人だけの判断にならないよう注意する
  2. 将来の変化: ライフスタイルの変化に柔軟に対応できる設計を意識する

まとめ

一条工務店での 2 回目の打ち合わせで仮契約を結び、いよいよ本格的な家づくりがスタートしました。

この打ち合わせで決まったこと

  • 仮契約締結による価格固定
  • 土地契約のサポート体制

今後の展開

  1. さらなる間取り設計
  2. 土地購入手続きの並行実施

独身アラフォーの私にとって、人生最大のプロジェクトが動き始めました。
不安もありますが、それ以上に理想の住まいを実現できる期待の方が大きいです。

次回は、土地契約までについて記事にしたいと思います。

独身で家づくりを検討している方にとって、仮契約のプロセスや心境の変化が参考になれば幸いです。