マイホームクラウドで間取り作成 - 要望整理ツール体験記(3/3)

一条工務店への要望伝達のためにマイホームクラウドで間取り図を自作した体験記。無料版の使い勝手と作成プロセス・長所短所を整理 ※公式ツールではありません

独身の家づくりでの間取り図作成のポイント

1. 将来の変化を考慮

独身だからこそ、将来のライフスタイル変化を考慮した間取りにする必要があります。

2. 一人時間の充実

書斎や趣味部屋など、一人の時間を充実させるスペースを重視しました。

3. メンテナンス性重視

一人で住む家だからこそ、メンテナンスしやすい間取りを心がけました。

4. リセールバリューを気にしない尖った設計

これは人によりますが、一般的には家を相続したり手放したりすることを考えて、リセールバリューの高い間取りを意識します。 私の場合は相続の予定がなく、家を手放すリスクも考慮しないため、リセールバリューを重視しない自由な設計を選びました。

まとめ

マイホームクラウドを使った間取り図作成は、無料ツールとして十分活用できました。特に 910mm モジュール(他に 900 / 1000mm も選択可)前提で初期要望を整理したい一条工務店検討者とは相性が良いと感じます。

免責補足: 本記事は一条工務店によるマイホームクラウド公式採用・連携を示すものではありません。第三者ツールを個人利用した体験談です。

こんな方におすすめ

  • 初めて間取りを考える方
  • 要望を視覚的に整理したい方
  • 建築会社との打ち合わせを効率化したい方
  • 予算をかけずに間取りを検討したい方

間取り図作成イメージ

注意点

  • あくまで要望伝達のツールとして活用
  • 構造的な制約は専門家に確認が必要です
  • 細かい調整や構造的な検討は専門家に任せることをおすすめします。

独身で家を建てる場合も、自分の要望を明確に伝えることが重要です。間取り図作成を通じて、理想の住まいへの第一歩を踏み出すことができました。

次回は、土地と中古戸建の現地見学について記事にしたいと思います。

これから家づくりを始める方、特に独身の方の参考になれば幸いです。


よくある質問(FAQ)

Q. マイホームクラウドは一条工務店以外でも使えますか?

A. はい。他のハウスメーカーや自分で間取りを考えたい方にも利用できます。910mm モジュール対応など一条工務店向けに活用しやすい要素はありますが、汎用性も高いです。

Q. 910mm 以外の 900mm や 1000mm モジュールにも対応していますか?

A. はい。グリッド(モジュール)設定で 900 / 910 / 1000mm などに切り替え可能です。本記事の例は一条工務店の 910mm を想定した作図ですが、他モジュールへ変更して他社仕様の検討にも流用できます。

Q. マイホームクラウドは一条工務店の公式ツールですか?

A. いいえ。マイホームクラウドは株式会社マリエッタが提供する独立したサービスです。本記事では一条工務店の打ち合わせ準備に活用した例を紹介しているだけで、公式提供・提携を意味しません。
公式サイト: マイホームクラウド公式サイト

Q. 無料版と有料版の違いは?

A. 無料版は保存数や一部機能に制限がありますが、間取り作成・3D 表示・PDF 出力など基本機能は十分使えます。有料版は保存数拡張や商用利用、より細かい調整が可能です。

Q. マイホームクラウドで作成した間取り図は一条工務店に提出できますか?

A. 画像や PDF で出力し、打ち合わせ時に担当者へ提出できます。実際に要望が伝わりやすくなります。URL で共有することも可能です。

Q. 間取り図作成のコツは?

A. 道路と玄関の位置関係を最初に決め、車を保有している方は必要な駐車スペースを配置します。(乗り降りや車から玄関への動線も考慮)
生活動線・収納・日当たり・将来のライフスタイル変化を意識し、何度も調整することが理想のプランへの近道です。完成したら平日と休日それぞれの生活動線を線で引いて検証することをおすすめします。
ゲスト動線も考え、ゲストがプライベート空間に入らなくても過ごせる配置にすると良いでしょう。